出入りの集荷人の話。
ある問屋は集荷時間をわざと遅らせて最後にしか集荷できないようにして他の問屋の荷物の荷札を撮影するという。注意をしてもお構いなしらしい。
そのようにして手に入れた住所をもとに開拓をしている。うちのお得意さんにも来たようである。
残念ながらそのようにして転んだ店は、また、転ぶ。
また、そんな手を使う店は次第に格が落ちてくる。
汚い手段を取れば店が汚くなりお得意さんが逃げる。誠心誠意尽くさなければ客は逃げる。
汚い手は天に唾を吐くようなものである。
天知る、地知る、人知るである。